(1)(参考)PCCS色相・トーン一覧表 (拡大図あり)
横軸に色相、縦軸にトーンです。
一番右端は無彩色です。
色相環にない肌色・ピンク系・ブラウン系・オフニュートラル系を含む。
(日本色研の演習用台紙と新配色カードを使って作成しました)
(上記の画像をクリックすると拡大できます)
(2)(参考)PCCSトーン別色相環 (拡大図あり)
PCCSの最大の特徴はトーンです。トーンは明度と彩度を併せ持つ概念です。 縦軸に明度、横軸に彩度を表します。
vividは一番鮮やかですが明度は中位です。
明度が最も高いのはpale、低いのはdarkgrayishです。
(日本色研の演習用台紙と新配色カードを使って作成しました)
(右記の画像をクリックすると拡大できます)
(参考) pccsのトーン分類(上記色相環の右から、高彩度順、高明度順)
v | vivid | 9s | 純色 | 有彩色 |
b | bright | 8s | 明清調 | 有彩色 |
s | strong | 8s | 中間調 | 有彩色 |
dp | deep | 8s | 暗清調 | 有彩色 |
lt | light | 6s | 明清調 | 有彩色 |
sf | soft | 5s | 中間調 | 有彩色 |
d | dull | 5s | 中間調 | 有彩色 |
dk | dark | 5s | 暗清調 | 有彩色 |
p | pale | 3s | 明清調 | 有彩色 |
ltg | light grayish | 2s | 中間調 | 有彩色 |
g | grayish | 2s | 中間調 | 有彩色 |
dkg | dark grayish | 2s | 暗清調 | 有彩色 |
W | White | 0s | W9.5 | 無彩色 |
ltGy | light Gray | 0s | Gy-7.5~8.5 | 無彩色 |
mGy | medium Gray | 0s | Gy-4.5~6.5 | 無彩色 |
dkGy | dark Gray | 0s | Gy-2.5~3.5 | 無彩色 |
Bk | Black | 0s | Bk1.5 | 無彩色 |
(3)(参考)PCCSトーン別明度一覧表(1) (拡大図あり)
PCCSの明度は、理想の(黒)0、理想の(白)は10です。 でも理想の黒も白もあり得ませんから、実際上の明度分類は、(Bk)1.5~(W)9.5です。
有彩色で最も明度が高いのは、p8で明度9.0、最も低いのはdkg20で明度1.5です。
左図は、PCCSトーン別色相環の右側3つの色相環の明度一覧表です。
横軸に色相、縦軸に明度です。
上:bright(Gy-5.0~Gy-8.5)
中:vivid(Gy-3.5~Gy-8.0)
下:deep(Gy-2.5~Gy-6.0)
(AFTの色彩検定テキストの付録と新配色カードを使って作成しました)
(上記の画像をクリックすると拡大できます)
(4)(参考)PCCSトーン別明度一覧表(2) (拡大図あり)
同上、左側8つの色相環明度です。
左側
(1):light(Gy-6.0~Gy-8.5)
(2):soft(Gy-5.0~Gy-7.5)
(3):dull(Gy-3.5~Gy-6.0)
(4):dark(Gy-2.0~Gy-4.0)
右側
(1):pale(Gy-7.5~Gy-9.0)
(2):lightgrayish
(Gy-6.5~Gy-7.5)
(3):grayish(Gy-3.5~Gy-4.5)
(4):darkgrayish(Gy-1.5~Gy-2.5)
(AFTの色彩検定テキストの付録と新配色カードを使って作成しました)
(右記の画像をクリックすると拡大できます)
(5)自作PCCS24色相環(透明水彩使用) (拡大図あり)
pccsの24色相を作る自信が無くて、ホルベインの透明水彩絵具(30colors set)
を使用して作成致しました。
vivid色相環です。
(武蔵美授業 造形基礎3 課題作品)
(左の画像をクリックすると拡大できます)
(参考) pccs 24色相名
色相番号01~24まで時計回り、
「08:Y -黄」が円の一番上(頂上)です。
01:pR-紫みの赤 | 暖色 | |||
02:R -赤 | 心理4原色 | 暖色 | ||
03:yR-黄みの赤 | R | 暖色 | ||
04:rO-赤みのだいだい | 暖色 | |||
05:O -だいだい | 暖色 | |||
06:yO-黄みのだいだい | 暖色 | |||
07:rY-赤みの黄 | 暖色 | |||
08:Y -黄 | 心理4原色 | yellow | 暖色 | |
09:gY-緑みの黄 | 中間色 | |||
10:YG-黄緑 | 中間色 | |||
11:yG-黄みの緑 | 中間色 | |||
12:G -緑 | 心理4原色 | G | 中間色 | |
13:bG-青みの緑 | 寒色 | |||
14:BG-青緑 | 寒色 | |||
15:BG-青緑 | 寒色 | |||
16:gB-緑みの青 | cyan | 寒色 | ||
17:B -青 | 寒色 | |||
18:B -青 | 心理4原色 | 寒色 | ||
19:pB-紫みの青 | B | 寒色 | ||
20:V -青紫 | 中間色 | |||
21:bP-青みの紫 | 中間色 | |||
22:P -紫 | 中間色 | |||
23:rP-赤みの紫 | 中間色 | |||
24:RP-赤紫 | magenda | 中間色 |
(6)自作PCCS24色相環(油絵具使用) (拡大図あり)
同上
pccsの24vivid色相環です。マツダ油絵具
(12colors set)を使用致しました。
(武蔵美授業 造形基礎3 課題作品)
(右の画像をクリックすると拡大できます)
(7)自分の好きな色彩配置を作る (拡大図あり)
夏のステンドグラスと同じデザインです。
(作成条件)
pccs24色相(色彩)全てと白、黒、灰を使用すること。
(武蔵美授業 造形基礎3 課題作品)
(左の画像をクリックすると拡大できます)
(8)トーン差で絵を描く練習です。 (拡大図あり)
トーン差で絵を描く練習です。
色名はバーントシエンナ(透明水彩使用)
グレイスケールを作ったことは有りますが、同一色相でトーンの違いによる
練習はやったことがありませんでした。
6段階のトーン差は目分量です。
自宅で再作成しました。
(東京都 色彩実践講座)
(右の画像をクリックすると拡大できます)